office-naiki.comのサイトから公開の各種記事、過去ログをご案内します。
プロモーションで来札のアーティストから、オフィスナイキwebサイトをご閲覧の皆様へご挨拶の動画集
第96回:真田ナオキ |
|
|
![]() |
第95回:VOICE |
|
|
![]() |
第94回:秋山涼子 |
|
|
![]() |
第92回:武田英祐一 |
|
|
![]() |
第95回:彩青 |
|
|
![]() |
第91回:真田ナオキ |
|
|
![]() |
第90回:五十嵐浩晃 |
|
|
![]() |
第88回:戸子台ふみや |
|
|
![]() |
第87回:美里里美 |
|
|
![]() ※現在、特典付きで応援団員募集中!入会に関するお問い合わせは「美里里美 応援団」係まで、TEL:03-5343-7805/FAX:03‐5343-7808。 |
第86回:真田ナオキ |
|
|
![]() |
第85回:井上由美子 |
|
|
![]() |
第84回:White Explosion |
|
|
![]() 北海道を拠点に活動するアーティストというコンセプトのもと、2017 年 3 月より本格的に活動スタート。メンバーは、石名坂ふぶき、大久保永遠、坂口侑也(リーダー)、佐藤拓海、三浦拓也、山田恭平の6名。 道内各地でのイベント・ライブ出演や、北海道の魅力を伝える動画をメンバー自らが企画制作しyoutubeへ投稿、動画アプリTik Tokに投稿したダンス動画が20万回以上再生されるなど、各方面で注目を集めている。 現在 FM NORTH WAVE にて「 lol 佐藤友祐のaccess to smile」にラジオレギュラー出演中、2020年3月21日(土)、22日(日)に5度目となるワンマンライブ「ALL ROUND」札幌サンピアザ劇場にて開催決定! チケットも絶賛発売中。北海道のみならず日本を席捲するホワエク旋風が今後、増々楽しみである。 |
第83回:藤原浩 |
|
|
![]() |
第82回:原大輔 |
|
|
![]() 2019年9月18日テイチク移籍第一弾「これからの人生」をリリース。同世代へ送る珠玉の人生演歌で、持ち前の甘いボーカルが歳月を重ねたことでより芳醇な味わいとなり、心を打つ。 2019年12月17日、札幌グランドホテルでクリスマスディナーパ-ティ開催。 |
第81回:男石宣隆 |
|
|
![]() |
第80回:みずき舞 |
|
|
![]() 2018年・創立85周年記念テイチクデュエット祭りでは、松原健之 & みずき舞で平尾昌晃氏の名曲「カナダからの手紙」を発売。そして2019年5月15日、母を亡くした主人公が水仙(別名:雪中花)を見て母に感謝し、前向きな気持になる新曲「雪に咲く」をリリース、また、カップリングの「お逢いしたくて~近江恋歌~」は、自らの出身地・滋賀を恋人探しに奔走する女性の歌で共に好反響読んでいる。現在、全国各地で精力的にキャンペーンを展開中。 |
奥尻町のPRソングでもある「愛は・おくしり」でデビュー、道内を中心に活動する女性演歌歌手・我妻(あづま)陽子のデビュー30周年記念ディナーショーが、6月26日(日)プレミアホテル-TSUBAKI-札幌で盛大に開催された。
作曲家、故茅大介氏に師事。同氏の手によるデビュー曲でスタートを切った歌手生活も、昨年30周年を数えるまでになったが、コロナ禍の影響で記念イベントなどは自粛していた。しかし、その後徐々に活動を再開し、今回ようやく記念のディナーショー開催へとこぎつけた。
当日は、我妻の代表作でもある「酒の春」の作詞家円香乃氏や、恩師、茅大介氏の息子でもあり、作曲と編曲を手掛けた伊戸のりお氏も来賓として東京から駆け付け、お祝いの言葉を贈っていた。
日本髪にお引き摺りのいでたちで登場した我妻は、軌跡をたどるような「演歌人生ど真ん中」、「始まりの駅」、「残照…ルシ岬」、「酒の春」など数々の楽曲を、衣装の早替えなど目でも楽しませてくれながら、ベテランらしく味わい深い歌唱で披露、キャリアの底力を見せてくれた。また、ゲストコーナーでは新曲「襟裳風岬」が好調の秋山涼子をはじめ、島あきの、我妻と同事務所の後輩歌手でもある戸子台ふみや、川嶋まりが出演それぞれ新曲や代表曲を披露し、ディナーショーに華を添えていた。
そして最後に、8月24日に発売となる新曲を一足早く披露、ひときわ大きな拍手に包まれながらショーを締め括り、まさにアニバーサリーにふさわしいステージだった。
(オフィスあづまhttp://adumayouko.sakura.ne.jp/)
2022年6月6日に9年ぶりとなる待望のニューアルバム「ZERO」をリリースした、北海道出身の別所秀彦、芳彦の双子ユニットVOICEがアルバム発売を記念したインストアライブ&トークショーを札幌市内のミュージックショップ音楽処で開催した。
これまでの関係者向けショウケースライブなどでは、アーティストが曲目の解説を行うこともままある光景だったが、一般向けインストアライブで、アーティストがアルバム全曲の解説を行うというのは珍しい。
名刺代わりの名曲「24時間の神話」披露を皮切りに、ニューアルバム「ZERO」収録の全10曲を、時には生歌で聞かせ、時にはアレンジャーの仕事ぶりを紹介し、果てはプロトタイプともいうべき芳彦のデモテープが作品に生まれ変わるまでを解き明かしながら、巧みなトークを織り交ぜて、捧腹絶倒の解説ショー(?)に仕立て上げた。
こうして実際に聞き比べて見ると、アレンジャーの仕事の冴えや秀彦の作詞の苦労、コーラスの妙など、普段は知りえない舞台裏を垣間見ることができた。そして「シミル」「アブダカダブラ」「0(ZERO)」等、会場で熱唱した数曲からは、あらためて生歌の凄さを思い知ることになった。おそらく会場に詰め掛けたファンも、一段と深くアルバム作品を味わえることになったことだろう。そして、ライブに足を運ぶ楽しみも増したにちがいない。
実際、ニューアルバムは6人のアレンジャーによる、新たなVOICEの魅力が引き出され、
曲目もラテン風あり、バラードあり、ジャジーな作品もとバラエティに富んでいる。サウンドがクリアーで、ギターも弦楽器や管楽器もVOICEのハーモニーを美しく引き立てていて、見事に聞きごたえのある一枚に仕上がっている。新しいスタイルのインストアライブとともに、VOICEの新境地をも印象付けた一夜だった。
2005年に狸小路で産声を上げ、2008年に4丁目プラザに移転、今回同ビルの閉鎖に伴い、古巣にほど近い狸小路3丁目メッセビルの地下に1月22日(土)移転オープン。
店主の人柄に惚れ込んだ数多のアーティストや音楽ファンにとって、心の拠り所が失われずに済んだことに、多くの人が胸を撫で下ろしたことだろう。
北海道のインディーズ・シーンにも温かな目を向け、アーティストたちが育っていくのを楽しみに応援しながら、コロナ禍でも音楽やショップの在り方、可能性を常に探り続ける、業界の頼もしい肝っ玉母さんでもある店主、石川千鶴子さん。
彼女のような縁の下の力持ちがいるからこそ、北海道の音楽業界は踏ん張っていられるのだと、常々思っていた。 2022年、新たな一歩を踏み出した音楽処の門出を大きな拍手で迎え、行く末を見守りたい。
音楽処店内画像は以下をクリック!
店主、石川千鶴子さんからインタビューも頂いてます!
【移転先住所】
〒060-0063 札幌市中央区南3条西3丁目 N・Messeビル 地下1階(狸小路3丁目)
TEL:011-221-0106/FAX:011-221-0161
※電話番号/FAX番号/メールアドレスに変更はありません。
【営業時間】 10:30~19:30 (2月から毎週木曜日が定休日となります)
ホームページ:http://www.ondoko.jp/top.shtml
シンガーソングライター佐々木幸男がニューアルバム「a
light」の発売日の2021年12月25日、その完成記念も兼ねたライブを「ラ・ファソン」(ホテルマイステイズ札幌中島公園B1)で開催。「fish
cake」、「ガタコト」、「カンガルーjump」などの収録曲を中心に、ギターの弾き語りで披露。柔らかなハスキーボイスが会場を包み、ムードいっぱいにクリスマスの一夜を盛り上げていた。
道内を中心に活動、「雪の花」のスマッシュ・ヒットでも知られるちはらさきが、そのアンサーソングでもある新曲「さよならの花が咲く」(作詞;曲
みのや雅彦、編曲;西岡俊明)のカラオケ大会を8月22日(日)、札幌市民交流プラザで万全なコロナ対策を施し、アトホームな雰囲気の中で大盛況理に開催した(主催:フロムサウンズミュージック)。
全道から集まった32名のノド自慢が、それぞれ課題曲と自由曲の2部構成で持ち前の歌唱力を披露。加えて、ゲスト歌手やちはらさきの歌謡ショーも部間に催され、見・聴き応えのある構成になっていた。結果グランプリには自由曲で「南部酒」(小金沢昇司)をソフトな声で歌い上げた佐々木俊昭氏に決定、賞金とオリジナルCD制作権が贈られた。
みのや雅彦がデビュー40周年&還暦記念オリジナルアルバム「泣きたくなったら此処へおいで」を、還暦バースディの2021年6月23日にリリース。
今作は、これまでの集大成として「みのや雅彦」というシンガーソングライターの人生観の全てがこめられたと言える。タイトル曲「泣きたくなったら此処においで」をはじめ、既にコンサートで歌われている楽曲や、デビュー40周年そして還暦を迎え、来し方を振り返り改めて思いを綴った作品が詰まっている。「色んな事があっても、人生は素晴らしい」というみのやの声が曲の向こうから届けられ、世代を超えて自分自身を見つめ直すきっかけに成る13作品、必聴のアルバムに仕上がっている。
~みのや雅彦のコメント動画/アルバム「泣きたくなったら此処へおいで」収録曲の紹介~
|
|
|
2021年1月16日でマネジメント業務の終了を発表した石原プロモーションだが、石原プロモーションといえば“石原軍団”。映画やテレビドラマ、歌にとどまらず、ボランティア活動など、多くの憧れや希望をくれた石原軍団に感謝の気持ちを込めて、「ありがとう!石原軍団」と銘打ったCD2枚組がテイチクエンタテインメントから2020年12月28日に発売された。
2枚組の1枚は石原プロモーション所属だった俳優、歌手による歌唱、テレビドラマに使用された楽曲を中心に。もう1枚はテレビドラマ・サウンドトラックとドラマ挿入歌を収録。
DISK:1
1ブランデーグラス(石原裕次郎)
2 みんな誰かを愛してる(石原裕次郎)
3 夜明けの街(石原裕次郎)
4 時間よお前は…(石原裕次郎)
5 涙は俺がふく(石原裕次郎)
など全20曲 DISK:2
1 西部警察メインテーマ・TVサイズ(ホーネッツ)
2 追跡のテーマ(ホーネッツ)
3 西部警察メインテーマⅡ(ホーネッツ)
4 大門刑事のテーマ(ホーネッツ)
5 軍団マーチ(高橋達也 & 東京ユニオン)
など全19曲
※松竹梅CM「よろこびをお伝えして50年~幻の共演~」(石原裕次郎 & 渡哲也)篇は
特別限定盤のみ収録。
オンラインショップは以下のボタンから
道内を中心に、ピアニスト、作・編曲家として活躍する福由樹子さんの呼びかけで、
今年15周年を迎えたCDショップ、「音楽処」にゆかりの深いシンガーソングライターやミュージシャンが集まり、その名も「LOVE!ongaku-dokoro」というコンピレーション・アルバムを作成。コロナ禍の今、ミュージシャンやアーティストの背中を押し続け、北海道の母とも慕われてきた「音楽処」の店主石川千鶴子さんや、お店の力になりたいとの思いが込められた、音楽への愛があふれる一枚だ。
※コンピレーションCD「LOVE!ongaku-dokoro 」¥2,200(税別)
<販売店舗>
4丁目プラザ7F「音楽処」のみでの販売予約、郵送希望はこちらからダイレクトに!
https://ondoko.ocnk.net/phone/product/3804
※参加ミュージシャンや制作の皆さんのご紹介~ダイジェスト &コメント動画
https://youtu.be/72k2UQXlzK8
2001年のオープンから今年で19年目を迎えるるはずだったライブハウスCOLONY。新型コロナウィルスの影響で、多くのアーティストやファンに愛され、惜しまれながらも4月に閉店してしまったが、その元COLONYのスタッフによるあらたなプロジェクトが始まった。
COLONYをスタートさせたときの原点に立ち返って、「ライブハウスの存在意義」をもう一度見つめなおし改めてゼロからライブハウスを立ち上げたい、地方都市からでもエンターテインメントを目指せる未来を作っていければとの思いで、クラウドファンディングにより、あらたにライブハウス「PLANT」を作ろうと意気込んでいる。
縁のアーティストや音楽関係者はじめ、趣旨に賛同する人々に広く支援を呼び掛ける。
(参加アーティスト)
山口一郎(サカナクション / NF )率いる NF/ THE イナズマ戦隊/TRIPLANE/tacica/THE NINTH APOLLO/Hump
Back/ハルカミライ/Cloque./緑黄色社会/NOISEMAKER/ズーカラデル/FINLANDS/The Floor/Rihwa他 総勢
70 組以上
プロジェクト期間は2020.7.22(水)10:00~8.23(日)22:00
クラウドファンディングプラットフォーム:Wizy (ウィジー)https://wizy.jp/
プロジェクトURL https://wizy.jp/project/508/
オフィシャル Twitter https://twitter.com/PLANT_ENT
熱い想いを未来へ繋げたい!
■CDシングル
9mm Parabellum Bullet「Brand New Day」2023.8.9(COCA-18138)
突き刺さるような音のシャワーを全身に浴びるごとく、暑さも憂さも一気に吹き飛ばす。随所にきらりと光る繊細さをちりばめた歌詞と、まるで全力でスポーツした後のような、身体中を駆け抜けるサウンドの疾走感と爽快感がたまらない一曲だ。
■CDアルバム
半崎美子「うた弁4 you」2023.8.2(CRCP-40667)
「うた弁」シリーズ第4弾は手紙がテーマ。一つ一つが淡い水彩画のようでいながら、それぞれの楽曲の中で息づくメッセージは、むしろ聴き込むほどに沁みてくる。表現力豊かな歌唱とは、こんなにも人の心に届くものなのかと、あらためて知らされる。優しいだけじゃない、力を持ったアルバム。
■演歌・歌謡曲
山口ひろみ「三井の晩鐘」2023.8.16(TECA-23034)
笛と琵琶だろうか、イントロの和楽器の音色からドラマティックにもの悲しさを漂わせ、引き込まれる。天下の三銘鐘の一つとして知られる近江八景の三井の晩鐘は、その音色の美しさで選ばれたとあって、山口も情感たっぷりに恋の終わりを歌い上げている。
■音楽DVD
秋山黄色「一鬼一遊TOUR Lv.4 at Nakano Sunplaza Hall」2023.7.26(ESBL-2646)
照明が効果的なステージは、激しいバンドサウンドでシャウトするロックチューンが炸裂するかと思えば、アコースティックで伸びやかな声を響かせるシーンもあり、観客も全身で応えたり、息をつめて聞き入ったりと、ふり幅が大きい。轟音がとどろく中、ひときわ印象的な声を残す、秋山の存在感が際立つライブだ。
■CDシングル
OCTPATH「Sweet」2023.7.5(UMCK-5727)
“夏のドライヴ・ソング”というコンセプトにふさわしく、さわやかな夏空に映える楽曲を3曲収録。スタイリッシュなボーカルラインが、時にはキュートに、時にはアグレッシブに響き、彼らの持つ多様性がそこかしこに感じられる、魅力的な一枚だ。
■CDアルバム2枚組
BiSH「BiSH THE BEST」2023.6.28(AVCD-63464~5)
アニメのエンディング曲やCMソングなど、耳になじみの楽曲から、ライヴの定番や新曲もと、今の“ずとまよ”がこれでもかと詰め込まれている。メンバーのビジュアルがほぼ表に出ないため、曲の世界観が現実より刺激的で、ミステリアスだったりスリリングだったりする味わいも、一段と深まって聞こえる。
■演歌・歌謡曲
岩本公水「春蝉」2023.7.5(KICM-31105)
珍しく男唄に取り組んでいる。抑え目な歌唱がかえって切なさを浮き立たせ、サビでこらえきれないように情感があふれる歌い方は、カラオケ上級者がこぞってチャレンジしたくなる巧みさだ。カップリングは明るい女唄で、メリハリが効いている。
■音楽DVD
Ado「カムパネルラ」2023.6.21(TYBT-10078)
大掛かりな照明とスクリーンに映し出されるアニメーションの前で、シルエットになったAdoが強烈な存在感を示す。二次元と三次元のあわいでパフォーマンスを見ているうちに、異空間に取り込まれてしまうような錯覚を覚える。オリジナルの「うっせえわ」「新時代」のほかカバーも含め、全24曲が圧倒的なパワーを持って迫ってくる。
■CDシングル
DA PUMP「サンライズ・ムーン ~宇宙に行こう~」2023.6.7(AVCD-98148)
ちょっとしたノリから生まれたと言うが、木梨憲武プロデュース、所ジョージ作詞・曲、宅見将典編曲という、豪華ラインナップからもわかるように、遊び心あふれた、ハッピーでキャッチーなダンス・ナンバー。DA PUMP自ら考案したという振り付けも楽しく、ポップ・センスが随所に光る一曲。
■CDアルバム
ずっと真夜中でいいのに。「沈香学」2023.6.7(UPCH-20651)
アニメのエンディング曲やCMソングなど、耳になじみの楽曲から、ライヴの定番や新曲もと、今の“ずとまよ”がこれでもかと詰め込まれている。メンバーのビジュアルがほぼ表に出ないため、曲の世界観が現実より刺激的で、ミステリアスだったりスリリングだったりする味わいも、一段と深まって聞こえる。
■演歌・歌謡曲
田中あいみ「愛の懺悔じゃないけれど / あんたのバラード」2023.5.1(CRCN-8570)
持ち味のハスキーボイスの凄みを、少し抑え気味にしたロッカバラードで、懺悔と言いながら思慕を募らせる、女心をうまく表現した。カップリングの「あんたのバラード」ではソウルフルなバラードをたっぷり聞かせ、スケール感も感じさせる。今、まさに伸び盛りの彼女の聞き逃せない一枚だ。
■音楽DVD
菅田将暉「LIVE TOUR”クワイエットジャーニー”in日本武道館2023.02.14」2023.05.17(ESBL-2634)
流石に役者としてのキャリアが初の武道館とは思えぬステージを完成させている。菅田の一挙手一投足や、スクリーンに映し出される表情に観客が息を吞む。透明感のある声を存分に聞かせ、ゲストとの軽妙なやり取りで和ませ、自在に会場の空気を操る。メリハリの効いた、上質なパフォーマンスを存分に味わえる。
■CDシングル
Aimer「あてもなく」2023.5.10(VVCL-2247)
Aimerの伸びやかな声が心地よく響くバラードだ。アニメ「王様ランキング 勇気の宝箱」のエンディングテーマということもあって、その世界観をイメージした、包み込むようなぬくもりを感じられる。ゆっくり浸りたい一曲に仕上がっている。
■6曲入りEP
水曜日のカンパネラ「RABBITSTAR★」2023.5.3(WPCL-13470)
いつもながら詞の面白さと巧みさに引き込まれる。テンポよく繰り出される言葉が、メロディーの上を生き生きと跳ね回り、楽曲がすっと染み渡っていくようなアルバム。「エジソン」「アリス」など聞きごたえのある人気曲もさることながら、全体を通して満足感がたっぷりあるのに軽やか、そんな一枚だ。
■演歌・歌謡曲
坂本冬美「再会酒場」「天空の城」2023.5.10(UPCY-5117)
吉田旺作詞、徳久広司作曲の久方ぶりの男歌は、明るく力強く、彼女の持ち味の一つである気風の良さ、粋で鯔背なハンサムウーマンの一面をたっぷり盛り込んでいる。聞くほどに背中の一つもどんと押してもらえるような、元気をもらえる楽曲。
■音楽DVD2枚組
RADWIMPS「FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022」2023.4.19(UPBH-20305~6)
彼らの作品はどんな楽曲もたちどころにその世界を築き上げ、膨らませ、印象づける。詞、メロディー、サウンド、声音のどれをとっても表現力の多彩さ、底知れなさを見せつけられる思いだ。ライブの熱だけではなく、優しさと強さに満ち溢れた空気感が画面の向こうから輝きを放っている。
■CDシングル
SixTONES「ABARERO」2023.4.12(SECJ-68)
のっけから重厚なビートにのせ、繰り出されるヒップホップ・チューンにやられる。襲い掛かるような音の波にさらされる刺激と、スリリングな展開が病みつきになり、これにビジュアルが加われば無敵だということが容易に納得できる一曲だ。
■CDアルバム
凛として時雨「last aurorally」2023.4.12(AICL-4353)
5年ぶりのアルバムは、彼らの持つ繊細さと凶暴さが弾け、アニメの主題歌にふさわしいアグレッシブ感や、ドラマの主題歌らしい映像喚起力に富み、舞台や映画との馴染みが深いのもうなずける。アルバム全体を通じて、加速度的に進化しているのを感じる。
■演歌・歌謡曲
福田こうへい「天空の城」2023.4.12(KICM-31096)
荒木とよひさの詞は、そびえたつ城に男の生きざまを重ね、水森英夫の曲は雄々しさや力強さにあふれ、福田の歌唱が見事にそれを結実させている。両作家陣との初タッグは大成功を収めたといってい良いだろう。まさにずっしりとした手ごたえを感じる王道演歌に仕上がっている。
■音楽DVD
純烈「純烈コンサート 新・小田井オーディション2022~家族が勝手に履歴書送っちゃいました~〈2枚組〉」2023.3.22(CRBN-122~3)
ダチョウ俱楽部をゲストに迎えた昼の部と、公開オーディションの体でゲストが登場する夜の部どちらも収録。爆笑の合間にもれる小田井の感傷など、ステージのテンションでねじふせ、聞かせ、笑わせ、あっという間に時間が過ぎる。かれらの底力を見せつけられる思いがする。
■CDシングル
エレファントカシマシ「yes. I. do」2023.3.6(UMCK-5725)
ボーカルの宮本浩次が、映画「シャイロックの子供たち」の主題歌でもある本作を書くにあたり、映画本編を二度見て、“こころのままにストレートに曲を作り上げることを心がけた”と言っている。そしてその試みは成功しているのではないか。派手さはないが、ずっしりと胸にしみる楽曲だ。
■CDアルバム
幾田りら「Sketch」2023.3.8(XSCL-69)
YOASOBIのボーカルikuraでもある、幾田りらによる初のソロ・アルバム。等身大の歌詞が、高く澄んで少しウェットな陰りを帯びた彼女の声で歌われると、ぐっとリアルに感じられる。様々な風景を切り取ってみせてくれるが、儚げでいて、芯の強さを感じさせ、聞き終わるころには、ポジティブな力が湧いてくる一枚だ。
■演歌・歌謡曲
島津亜矢「時の救い 命の不思議」2023.3.15(TECA-23018)
その高い歌唱力から”歌怪獣“の異名をとる島津が、小椋佳書き下ろしの作品に挑んだ。「時の救い 命の不思議」では、美しいメロディーが伸びやかな歌唱で、スケール感たっぷりに届けられる。カップリングの「ゆらぎとほてりと」は繊細な女心がたおやかに歌い上げられ、表題曲と好一対。
■音楽DVD
JUJU「不思議の国のジュジュ苑「ユーミンをめぐる物語」JUJUの日スペシャル」(音楽DVD2枚組)2023.2.22(AIBL-9486~7)
不思議の国のアリスをモチーフにした、お洒落でジャジーな大人のステージに、JUJUのユーミンへの愛とリスペクトがあふれている。数多のユーミン作品が、リ・アレンジされ、JUJU自身の歌としてまた別な景色を見せてくれるのが嬉しい。ラストにユーミン本人が登場して二人で歌うシーンは圧巻。
■CDシングル
ケツメイシ「夜空に翔ける / 自分が思っていたよりも / One step」2023.2.1(AVCD-61278)
三曲ともタイアップ付きの強力トリプルA面シングルだが、どれも詞がいい。人にとって大切なものは何かを問いかけられているようでもあり、教わるというより優しく諭されているようにも聞こえる。そして彼らの歌声がすべて包んで届けてくれる心地よさがある。
■CDアルバム
DISH//「TRIANGLE」2023.2.1(SRCL-12416)
斬新なデザインのジャケットに目を奪われ、タイアップで耳馴染みのある曲でさえ、新鮮に聞こえてくる。研ぎ澄まされた詞と、みずみずしさと粗削りな部分と繊細さがないまぜになったメロディーに、ぐいぐい迫ってくる勢いがある。旬であり、疾走中の今のDISHがアルバムからあふれんばかり。
■演歌・歌謡曲
北野まち子「夫婦風ごよみ」2023.2.15(KICM-31090)
前作、京都を舞台にした悲恋演歌から一転、今年は悲恋物語をカップリングに据えA面には直球の夫婦演歌を持ってきた。互いに寄り添い、支え合いながら生きてきた二人の、あたたかく固い夫婦の絆がテーマのこの一曲は、徳久浩司のメロディーと共に胸にしみる。
■音楽DVD
布袋寅泰「Still Dreamin'Tour」2023.2.1(TYBT-10077)
20thアルバム「Still Dreamin’」を引っ提げた昨年の全国ツアーから渋谷公演を収録。ギタリストとしてだけではなく、作詞家、作曲家、プロデューサー、エンタテイナーとしてのパワーを圧倒的な熱量で浴びせる。夢を追い続けるタイトル曲を高らかに歌い上げたオープニングから、光と音が交錯するステージにくぎ付けになり、高揚感が最後まで途切れない。
■CDシングル
モーニング娘。'22「Swing Swing Paradise / Happy birthday to Me!」2022.12.21(EPCE-7727)
イントロから印象的なメロディーに、アップテンポのリズムが被さってくるスリリングな展開が耳に残る「Swing Swing Paradise」と、時代のフラストレーションを吹き飛ばす勢いを感じる「Happy birthday to Me!」。プロデューサーのつんく♂がモー娘に要求しているものの高さに驚き、それに応える彼女たちの歌唱力にも舌を巻く。
■CDアルバム
坂本龍一「12」2023.1.17(RZCM-77657)
闘病中、日記を書き記すように制作された音楽のスケッチから12曲をアルバムにまとめたもの。深い霧で対岸の見えない湖畔にたたずむかのような、茫洋とした空間に身を委ねる感がある。人生の悲喜こもごもや孤独、思い出、贖罪など、聞く人ごとに味わいが違って聞こえる一枚といえる。
■演歌・歌謡曲
パク・ジュニョン「渇いた街」2023.1.11(KICM-31088)
一見ハードボイルドなタイトルから一転、中身は未練たらたら男の歌なのだが、さらりと歌って垢ぬけたリズム歌謡風に仕上げた。カップリングともども、切ない男ごころを歌っているが、彼の声を生かした、アップテンポなノリのよさが、カラオケファンならずとも口ずさみたくなる作品だ。
■音楽DVD・2枚組
吉田拓郎「Live at WANGAN STUDIO 2022-AL”ah-面白かった”Live session-」2022.12.14 (AVBD-27598)
2022年6月リリースのアルバム「ah-面白かった」に「慕情」を加えた全10曲。ツアーメンバーを中心に、ストリングスセクションやブラスセクションも加えた豪華なバンド編成で、サウンドに厚みと深みを与えている。アルバムを生演奏で再現した形の、拓郎からの最高のクリスマスプレゼントだ。
■CDシングル
SUPER BEAVER「ひたむき」2022.11.30(SRCL-12314)
アグレッシヴなギターの音色からTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」のオープニングにふさわしい、前向きなメッセージが力強くほとばしる。メジャー再デビューを果たし、年間100本近いライブをこなす、彼ら自身の姿とも重なるひたむきさが、ポジティヴなロックチューンに乗せて届けられる一曲だ。
■CDアルバム
宮本浩次「秋の日に」2022.11.23(UMCK-1727)
話題を呼んだ前作「ROMANCE」に続くカバーアルバム第二弾も、中森明菜、研ナオコら女性歌手の名曲を取り上げている。どちらかといえばぶっきらぼうにも思える宮本の声が、こんなにも繊細にそして陰影深く聞こえてくることに改めて驚かされる。アレンジの妙と表現力のなせる技に唸る一枚。
■演歌・歌謡曲
KANA「午前0時のリフレイン」2022.11.16(TECA-22064)
70年代から80年代あたりのシティー・ポップを彷彿とさせる。切ないのに泣き崩れる一歩手前で踏みとどまり、自分の足で立ちながら背中で悲しみを匂わせる女たちを歌わせたらピカ一。都会の中の孤独と哀愁をまとった、甘く、苦い大人の歌を聞かせてくれる。
■音楽DVD・2枚組
JUJU『ARENA TOUR 2021「YOUR STORY」』2022.11.23(AIBL-9479)
昨年末、札幌の北海きたえーるでのステージを収録。ストリングスをバックにしっとり歌うかと思えば、脚線美もあらわにダンサーを従えてダンサブルなナンバーを披露するなど、ヒット・ナンバーから懐かしい曲まで、たっぷりスタイリッシュなJUJU劇場を味わえる、満足度の高い一本だ。
■CDシングル
Mrs.GREEN APPLE「Soranji」2022.11.9(UPCH-80580)
二宮和也主演映画「ラーゲリより愛を込めて」の主題歌。命を愛おしみ、生きること、信じぬくことの尊さを訴えかける歌詞は、映画の主人公を通して聴くものすべてに当てはまる。後半美しいコーラスの重なってくるあたりからは祈りに通じるような荘厳さと力強さも感じる。
■CDアルバム
林部智史「Ⅲ」2022.11.1(AVCD-63385)
ジャジーな曲やラテン調の曲、かと思えば宇崎竜童×阿木燿子コンビの「虹めいて」、関取花による「あなたが化粧する理由」など書き下ろしの新曲もとバラエティ豊か。林部の声にはマイナーなメロディーが合うと思い込んでいたが、どの曲もこなれた表現で完成度が高い。安定の歌唱力に脱帽。
■演歌・歌謡曲
福田こうへい「北風よ…/十六夜鴉」2022.11.2(KICM-31082)
イントロの風の音、笛の音色に思わず旅愁や郷愁を掻き立てられる、現代版股旅演歌といった風情の作品。ギターの音色はマカロニウェスタンさえ彷彿とさせる。そしてそれが重さを感じさせずに流れ者の哀愁を紡ぎ出していて、歌の向こうにドラマが見える一曲だ。
■音楽DVD・2枚組
Juice=Juice「CONCERT TOUR~terzo~FINAL 稲場愛香卒業スペシャル」 2022,10,19(HKBN-50258)
北海道出身の稲場愛香の卒業公演の趣だが、新旧メンバーの間に通う信頼とリスペクトが脈々と受け継がれていくのを目の当たりにできて、アイドルの卒業=寂しさ、名残惜しさ、涙、感謝といった図式をあっさりと乗り越える。武道館に満ちる空気はポジティブで祝祭感にさえあふれている。
■CDシングル+DVD
SKE48「絶対インスピレーション」2022.10.5(AVCD-61249)
卒業する須田亜香里と新センター青海ひなのを含む18名による、SKE48、30枚目のシングル。軽快なリズムに乗せ、恋に落ちる瞬間の衝撃を男の子目線で描き、はつらつとした中にもウェットな部分を覗かせる。背後に世代交代していく彼女たちの成長と哀愁も感じ取れる、秋元マジックが冴えた楽曲。
■CDアルバム
高橋優 「ReLOVE & RePEACE」2022.10.5(WPCL-13405)
エッジの効いたギターの音色に、一瞬ロック・アルバムかと錯覚するが、高橋優の声が聞こえてくると、どんなリズムでも彼の世界はゆるぎないのだと知る。ドラマの主題歌やCMソングなど、雄々しさ、力強さ、優しさ、温かさの詰まった高橋ワールドに、アーティストとしての懐の深さを見せられた気がした。
■演歌・歌謡曲
山本譲二「睡蓮(すいれん)」2022.9.28(TECA-22053)
作曲家協会・作詩家協会が主催するソングコンテストで選ばれた楽曲とあって、これまでの作品とは一味違う。泥の中に根を下ろし、凛と咲く睡蓮の花になりたいと歌う今作は、キャリアの厚みを感じさせる歌唱から、絶妙な引き算で大人の歌に仕上げ、山本譲二の新しい一面を見せてくれた。
■音楽DVD・2枚組
Official髭男dism「one-man tour 2021-2022-Editorial-@SAITAMA SUPER ARENA」2022.10.5(PCBP-55590)
場内狭しと轟き渡る楽曲の数々に、一分の狂いもなく繊細さとみずみずしさが封じ込められていて、とにかくかっこいいの一語に尽きる。巨大スクリーンやLEDモニターなど派手な映像演出に負けない気迫のプレイから、音楽の力を信じ、ライブという日常が戻ってきた喜びを爆発させる彼らの思いを、感動と共に受け取る。
■CDシングル
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「THE POWER」2022.9.7(RZCD-77604)
RAMPAGEのメンバーも出演する映画『HiGH&LOW THE WORST X』の主題歌。総勢16人のパワーは、3人のボーカルと13人のパフォーマーというより、そのまま16人の塊が炸裂するかのよう。パワフルでありながら、スタイリッシュな美しさを兼ね備えている、彼らならではの魅力が存分に発揮されている。
■CDアルバム
矢井田瞳「オールライト」2022.9.7(COCP-41813)
本人曰く「寄り添う曲からぶっ放す曲まで」、世界が変わったこの2年間に書いたという全10曲は様々な世界観を表現している。すでにCMなどでなじみの曲もあるが、アルバム全体を通して、不思議とからりと晴れた時のような、開かれた明るさを感じる。「駒沢公園」がいい。
■演歌・歌謡曲
中条きよし「カサブランカ浪漫」2022.9.7(TKCA-91441)
若き日の恋に思いを馳せる、大人のラヴ・ソングだ。ゆったりとした歌唱で聞かせる中条節はさすがのダンディー振りで、追憶はいつの日も甘く、そしてほろ苦いことを思い出させる。波間に漂う心地よさを感じさせるような、杉本眞人のメロディーが懐かしく、少し切ない。
■音楽DVD
ずっと真夜中でいいのに。『ZUTOMAYO FACTORY「鷹は飢えても踊り忘れず」』2022.8.24(UPXH‐20115)
オープニングからテンション高くぐいぐい引っ張られる。光と影、炎、ミラーボール、モニターに映し出されるしゃもじの拍子サインなど、大いに沸かせるかと思えば、『Dear Mr.「F」』ではバラードをしっとり聞かせ、アンコールでは弾き語りもと、幅広い魅力を余すことなく伝えている。
■CDシングル
GENERATIONS from EXILE TRIBE「チカラノカギリ」2022.8.10 (RZCD-77577)
陸上自衛隊を舞台にした青春ドラマのエンディング・テーマとあって、イントロから沸き立つようなサウンドに引っ張られ、全力で前へ進む力強さと、背中を押してくれる強い力を感じる。パワー溢れる応援歌とでも言おうか、アグレッシブで若々しい爽快感に満ちたロックだ。
■CDアルバム
GLIM SPANKY「Into The Time Hole」2022.8.3(TYCT-60198)
ギターの音色が立った「シグナルはいらない」から、ミディアム・バラードの「形ないもの」、CMでお馴染みの「ウイスキーが、お好きでしょ」のカバー等、バラエティに富み、迫力あるサウンドとボーカルで、ロックの多面的な魅力を伝えることに成功している。アルバム丸ごと、まさに音楽のタイムホールに居るよう。
■演歌・歌謡曲
水田竜子「そのわけは旭川」2022.8.10(KICM-31068)
作家陣に岡千秋、水木れいじという岡山出身の二人を迎え、水田の故郷北海道の旭川と、岡山の旭川になぞらえた、旅情をかき立てる作品に仕上がった。全国の名所を歌で旅する趣だが、描かれる女性像は、水田の伸びやかな声で、切なさの中にも一本芯の通った強さを感じさせる一曲。
■音楽DVD
SHE'S「SHE'S in BUDOKAN」2022.7.27(TYBT-10074)
大阪出身のピアノ・ロック・バンドの初武道館。「ついに来たぞ武道館!」の声に結成10周年、メジャーデビュー5周年の思いが滲む。ピアノの音色に管弦楽団のサウンドが重なり、壮大に、繊細にと自在に空気を操り、クールな照明とともに会場を包み込む。みずみずしさと危うさと鋭さが同居する音は癖になりそう。
■CDシングル
ヤバイTシャツ屋さん「ひまわりコンテスト」2022.6.29(UMCK-5715)
歌詞が耳にこびりついて、気がついたら脳内リピートしていそうな曲ばかり。夏ソングだったり、”びっくりドンキー“連呼したり、コンプライアンス事情(?)に触れるかと思えば「ももも」の連呼と、終始ヤバTの歌声に翻弄される。聞き終わっていっそ爽快な一枚。
■CDアルバム+DVD
吉田拓郎「ah-面白かった」2022.6.29(AVCD-96979B)
52年のアーティスト活動のラスト・アルバム、ということを忘れてしまうくらい、肩の力が抜けた仕上がりに驚く。小田和正やKinki Kidsらが協力していたり、「雪」の完結編「さよなら雪」がセルフカヴァーされていたりと、随所に目を奪われるのだが、総じて風が吹き抜けるようなさらりとした味わいで、湿っぽくなく拓郎を見送ることになる。
■演歌・歌謡曲
松原健之 with 宮崎由加&伊勢鈴蘭(アンジュルム)「夢を抱いて走れ」2022.6.29(TECA-22030)
前作に続き、松原がアイドルとタッグを組んだ意欲作。環境問題に取り組む人ばかりでなく、すべての人に届けられるかけがえのない自然への思いが、透明感あふれる歌声に込められている。カップリングの「岬めぐり」とともに、さわやかなエールを送られているようだ。
■音楽DVD
尾崎亜美「尾崎亜美45th Anniversary Concert∼Bon appetit∼」2022.7.6(CRBP-10070)
林立夫、小原礼、鈴木茂、松任谷正隆ら、当代随一のミュージシャン達が集結。最新アルバムや45年のキャリアを誇る名曲の数々が、最高のプレイで披露される。色あせないポップさとカラフルさに満ちた尾崎の歌声は、原点に立ち返ったような音楽をいとおしむ素直さと温かさにあふれ、魅力的なステージを作り上げている。
■CDシングル
あいみょん「初恋がないている」2022,6,8(WPCL-13383)
擬人化された初恋の詞が、恋する女子の脆さや危うさと共に、背中合わせの強さや潔さも感じさせ、あいみょんの歌声によって、恋する切なさの中にポジティブなイメージを漂わせる。テレビドラマの主題歌としてだけではなく、現実に恋する女性の気持ちを大きく代弁しているかのようだ。支持される所以だろう。
■CDミニアルバム+DVD
Official 髭男dism「ミックスナッツ EP」2022,6,22(PCCA-06137)
表題曲はスパイもののファミリー・コメディというテレビアニメ「SPY FAMILY」の主題歌だが、スリリングかつポップな髭男ならではのサウンドと詞が見事に世界観をリンク。一方、映画「コンフィデンスマンJP英雄編」の主題歌「Anarchy」は葛藤する自己を表現してダークサイドを覗かせるなど、彼らへの期待値がますます膨らむ一枚だ。
■演歌・歌謡曲
水城なつみ「玄海みれん」2022,6,8(KICM—31071)
玄界灘の荒ぶる波に、未練を断ち切ろうとする女心の揺れをなぞらえ、ドラマティックに歌い上げた。スケール感といい、迫力といい、デビュー10年目の気合を感じさせるに十分な一曲。カップリングの「艶花いちりん」はしっとりとやさしく、好対照。
■音楽DVD
GLAY「GLAY ARENA TOUR 2021-2022 "FREEDOM ONLY" 2022年2月6日さいたまスーパーアリーナ」2022,6,8(PCBE-54851)
ファンタジックなセットに火柱や爆音など、エンターテインメント性あふれるステージ。2年ぶりのアルバムのイメージそのままに、命をいとおしみ、未来を見据えた彼らのサウンドの奥深さ、雄弁さを知る。力強さもみずみずしさも兼ね備えた楽曲の一つ一つに、懐かしさも新しさもひっくるめて“今“のGLAYが詰まっている。
■CDシングル+DVD
AKB48「元カレです」2022.5.18(KIZM-725~6?)
ロックダンス・ナンバーは彼女たちの真骨頂というべき。切れの良さ、パワフルでいながら、センシティブな面も併せ持つ多面性、そして何よりダンスという武器が彼女たちの魅力を倍加させている。元カレの強がりという男性側の気持ちを表現する面白さも見逃せない。
■CDアルバム
Novelbright「ASSORT」2022.5.18(UMCK-1712)
幾度かのメンバーチェンジを経て、徐々に頭角を現してきた感があったが、当初からのオリジナルメンバー竹中雄大の歌声は変わらずエモーショナルで、バンドの世界観をよく表している。瑞々しさを湛えたサウンドに詞が映え、伸び盛りのバンドの旬を見る思いがする。
■演歌・歌謡曲
山口ひろみ「哀愁港町」2022.4.13(TECA-22017)
デビュー20周年記念の本作は、芸道60周年の師匠・北島三郎の書き下ろし。カップリングも北島の名曲「知床愛歌」をカバーと、北島ファミリーカラー満載。昨年結婚し、公私ともに順風満帆な山口が、港町を舞台にした切ない恋の歌を一段と情感豊かに歌い上げている。
■音楽DVD
LiSA「LiVE is Smile Always~unlasting shadow~ at Zepp Haneda(TOKYO)」2022.4.13(VVBL-162)
青いライトの中流れるピアノの調べに乗せ、LiSAが歌いだした瞬間空気が一変する。一曲目を歌い終わってまだ声の震えを抑えきれない彼女が、思いを歌に託すかのように「紅蓮華」から一気に会場の空気をさらっていく。高揚感と熱さが途切れることなく続く、スリリングかつ胸にしみるステージ。
2012年9月30日(日)、アリオ札幌で開催された
「第20回 日本カラオケボックス大賞 北海道大会」
(HBCラジオ:共催)で審査員を務めました。
優勝者は来年2月に埼玉で開かれる全国大会へ北海道代表として出場します。
サブコンテンツ:| 個人情報保護について || このサイトについて |
著作、出演、講演の他、音楽関係、各種コーディネート、及びプランニング・コンサルティングなど、弊社及び内記章への業務ご依頼は「お問合せ送信フォーム」からお寄せください。
最終更新日: 2022-02-28